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予防原則と水俣病に学ぶ [被害]

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<予防原則と水俣病に学ぶ>
世界的な合意に予防原則があり、疑わしいものは先ず規制し、安全と判ってから規制を緩めます。
この逆は、被害が出てから規制することになり間に合わないからです、国民の税金で成り立つ国は犠牲になる人(国民)の事を考え行動しなければなりません。
福島第一原発の事故前に決めてあった内部外部合わせて1mSV/年の被ばく限度を、事故後には20~100mSV/年 に変える国(官僚・政治家)ですから信用できません。自分達で勉強し考え判断し、自分と家族の安全を守りましょう。(医療2、自然1.5、核実験0.5の被曝の他に1mSVで、全部で5mSV/年が我慢できる限界とされています)
被害者として訴えても、国は、裁判官とは同窓生という固い絆で繋がれています、絶対に責任を取りません、注意しましょう。責任を取らない例に、水俣病があります、御用専門学者がZnだAsだと言い合っている間に、原因物質が特定されないまま放置し、判った時には数万人の犠牲者を出し、国の排出基準を遵守していたチッソは後に判決で無過失責任(誤りはないが責任がある)を取りました。
予防原則では、疑わしい水俣湾の魚介類は国が買い上げ、そのお金で漁師が安全な食事をしていれば被害は初期の少ない犠牲で済みました。また、当時は水俣湾の魚介類が怪しいと評判になり、獲った魚が売れないので漁師とその家族は泣く泣く危ないと判っていても食べざるを得なかったのです。発症から60年経った今も、お母さんのお腹の中いた胎児が病に侵され、生まれてからずっと水俣病で苦しんでいます。
歴史の知恵を無視し同じ過ちを繰り返している今、福島の子供たちが心配です。

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